2016/04/06

スプレッドシートの基本的な使い方を体験してみよう!(数式の入力)


前の記事では、

  1. スプレッドシートにアクセスして、
  2. セルに文字を入力すること、
  3. スプレッドシートのファイル名を変更すること
を学びました。
「おいおい!表計算ソフトっていうくらいだから、便利な計算だってできるんだろぃ?」
「表を可愛く作ることもできるんざましょ?」


と、感じられているかと思いますので、
本記事では、スプレッドシートの基本的な操作を解説していきます。

スプレッドシートに数字を入力してみよう!

新しいスプレッドシートを作成して、こんな感じで入力してみましょう!

列(表の上のところのアルファベットのところ)が「A」、
行(表の左のところの数字のところ)が「1」、
のところ、これを、セルA1(あるいはA1セル)といいます。
セルA1に、「買うもの」と入力して、「Enter」キーを押します。

同じように、
B1セルに、「値段」
C1セルに、「買う数」
D1セルに、「合計」
E1セルに、「合計(税込)」
と入力しましょう。

セルに文字を入力する練習になりますね!
では、さらに入力をして・・・

こんな感じで、
A2セルに「シャンプー」、B2セルに「1000」、C2セルに「2」
と、入力してみます。
1000円のシャンプーを、2つ買う、ということを表で表してみました。

同じように、
A3セルに「ティッシュ」、B3セルに「200」、C3セルに「5」
A4セルに「綿棒」、B4セルに「100」、C4セルに「1」
A5セルに「電動歯ブラシ」、B5セルに「8000」、C5セルに「1」
A6セルに「歯磨き粉」、B6セルに「500」、C6セルに「1」
と入力します。

スプレッドシートで数式を入力してみよう!

さて、ここで、「合計」と書かれたセルには、「値段」のセルと、「買う数」のセルの
数字を掛け算したらいいんじゃないか?
と、ひらめいたかと思います。
では、D2セルに、このように入力してみてください。

=B2*C2
と、入力して、「Enter」キーを押します。
すると・・・

なんということでしょう!?
D2セルには、1000 × 200 の計算の答えの2000が表示されます。

同じように、D3セルに、「=B3*C3」と入力してみましょう。

すると、このように計算された答えが表示されます。

同じように、D4セル、D5セル、D6セルにも直接数式を入力したいところですが、
便利な技を紹介します。
その名も、「コピー&ペースト(略してコピペ)!」

D3セルを選択して、
Windowsの方は、「Ctrl + C」、
Macの方は、「Command + C」
を同時に押してみましょう。


そうしたら、D4セルを選択して、
Windowsの方は、「Ctrl + V」、
Macの方は、「Command + V」
を同時に押してみましょう。

なんということでしょう!
D4セルに、数式が自動的に入力されているのです。

この、
Windowsの方は、「Ctrl + C」、
Macの方は、「Command + C」
のことを、「コピー」

Windowsの方は、「Ctrl + V」、
Macの方は、「Command + V」
のことを、ペースト、といいます。

セルを選択して、コピー&ペーストをすると、
入力された値や数式を複製することができるのです。

同じ要領で、D5セル、D6セルにも、数式をコピー&ペーストしましょう。
これで、セル同士の掛け算についてはマスターできましたね?

では、Dのセルに、消費税(8%)を足した金額を出すにはどうしたらいいでしょうか?
E2セルに、このように入力してみてください。
=D2*1.08
と、入力して、「Enter」キーを押します。
すると・・・
なんということでしょう!?
E2セルには、2000 × 1.08(消費税8%を足した数) の計算の答えの2160が表示されます。

同じように、E3セルからE6セルには、E2セルを選択して、数式をコピペしましょう!
ここまでで、

  • セルを選択して入力をすること
  • セル同士の掛け算をすること
  • セルと指定した数字の掛け算をすること
  • セルの内容をコピペすること
を学びました。
とても、パワーアップしたことと実感しているでしょう!

まだまだ、たくさんの楽しい機能がスプレッドシートには秘められていますので、
次の記事以降の解説を楽しみにお待ちください!






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