2017/08/27

データ加工を便利に行う〜見出しの固定やデータの並べ替え/人工知能の活用〜


入力されているデータを検索したり並べ替えたりするという
データの取り扱いを便利にする機能について学んでいきましょう。


この動画ではデータをもっと便利に見れるようにしていきます。
スプレッドシートでデータを右や下にスクロールした場合
データの内容が見えなくなりその行や列に入力されていたものが
何の項目だったのか分からなくなってしまうことがあります。

表の見出しの行を固定して下にスクロールしても
データの内容が分かるようにしていきましょう。
表の見出しの行にあるセルをクリック。
「表示」をクリック。
「固定」をクリック。
「現在の行まで」をクリックします。
行の下の方までスクロールしても見出し行が固定されるようになりました。
行の固定を解除したい場合は、
「表示」をクリック。
「固定」から「行なし」をクリックしましょう。

続いて並べ替え機能について解説します。
用意されたデータを売上や販売数が多い順や、
あるいは担当者順といった並べ替えをすることができ、
並べ替えてデータを眺めてみることで
データの特徴を考えるのに役立てることができます。

表の中の並べ替えたい条件がある列のセルをどこでも良いのでクリックしましょう。
「列Cを基準にA→Zでシートを並べ替え」をクリック。
商品名があいうえお順で早い順に並べ替えられました。

次に複数の条件での並べ替えをしてみましょう。
例えば商品名ごとにデータを並べ替え、
その商品の販売数が多い順にデータを並べ替えるという
2つの条件でのデータの並べ替えをすることができます。

表にカーソルを合わせ、
Windows ならControl + A
MacならCommand + A
で並べ替えたい範囲のセルをすべて選択します。
「データ」をクリック。
「範囲を並べ替え」をクリック。
「データにヘッダー行が含まれている」にチェック。
並べ替えを「商品名」に設定し「A→Z」を指定します。
「並べ替えの基準となる別の列を追加」をクリック。
「次の条件」に「販売数」を設定。
「Z→A:をクリックし、「並べ替え」をクリックします。
指定した範囲のデータが商品ごとに販売数が多い順に並べ替えられました。

並べ替えを行うとき、データの中に行の番号や他のセルの値から計算して表示しているものがあれば、並べ替え後にエラーが表示されてしまうことがあります。
そのような列の値については、あらかじめデータを値として貼り付けて文字や数値として値を入力しておきましょう。

最後に、「データ探索機能」を使ってみましょう。
データの見出し行や入力データを表にして用意することで、
データ探索という便利な機能を活用することができます。
右下の所に「データの探索」というものがあります。
データ探索機能を使うと、入力したデータセットでどのようなグラフを表示すると
効果的に分析ができるのかというのを Google の人工知能が
自動でアシストしてくれますのでぜひ活用しましょう。

表の中のセルをどこでもいいのでクリックします。
「データ探索」をクリック。
入力されたデータの内容によって
分析に効果的なグラフがたくさん表示されています。
データ探索を下にスクロールすると
たくさんのグラフが表示されているのがわかりますね。
表示させたいグラフにカーソルを合わせて
「グラフを挿入」ボタンをクリックすると
シートの中にグラフが追加されます。
グラフの上でドロップするとグラフの配置を移動することができます。

解説は以上です。

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